演劇文化論

授業概要

日本の伝統演劇・現代演劇と比較しながら、西洋演劇の歴史において登場した多様な演劇文化の形態を検討することによって演劇と演劇文化に関する理解を深め、現代社会におけるメディアとしての演劇の役割について考える。具体的には西洋演劇文化史を講義の主軸としながら、都市と演劇文化の関係、劇場・劇団の形態、観客反応、劇作術・演技法・上演形態、演劇理論について学び、古代ギリシア演劇、ローマ演劇、中世演劇、エリザベス朝演劇、近代・現代演劇、能・狂言・歌舞伎から事例を取り上げながら演劇文化の本質を考察する。ビデオと観劇授業による作品鑑賞も行い、知識の獲得だけに終わらない講義にしたい。

全体の教育目標

日本の伝統演劇・現代演劇と比較しながら西洋演劇の歴史において登場した多様な演劇文化の形態を検討することによって演劇と演劇文化に関する基礎的な理解を深める。