なぜ芸術情報設計学科に入学しようと思いましたか?

はじめはソフトウェアの開発に興味があって、それから高校時代に音楽をやっていたのをきっかけにショーとかのエンターテイメントに興味を持ち始めました。芸情のHPとかを見たらITとかメディアアートとかを幅広くやってるのを知って、エンターテイメントに関わる情報工学がやりたくて、ここに来ました。

入学前と今で芸情の印象はどう変わりましたか?

みんなアートと工学の狭間にいるものだと思っていたけど、入ってみると全然そうではなくて、みんな違うことをやっていたというのは入学前のイメージと違いましたね。
でも今では、芸情はいろんなことをやって、全部ひと通り経験できるっていうのが強みなんじゃないかと思っています。全部を完璧にできるようになる必要はないけど、それを理解していることがすごく大事なんじゃないでしょうか。だから、いろんな職種を理解してそれをつなげる人間になれればすごくいいと思います。文系の人が居て、理系の人が居て、そこに芸工の人が居ることで組織がうまくまとまれば、一番いいですよね。

最近頑張ってることは何ですか?

最近は特に実務に近い形でプログラミングをちゃんとやろうと思って勉強しています。先日、基本情報技術者試験を受けました。SEになりたいから受けようと思ったのですが、大半は芸情の授業でやることなので、せっかく習ったことを身に付けたいという思いもありました。残りは自分で勉強して、補いました。

将来やりたいことは何ですか?

入学当初とずいぶんかわってしまったのですが…(笑)将来的にやりたいのは、社会の抱える問題をITで解決することです。今の日本が抱えている問題は、「高齢化社会」と、田舎に仕事が無いことによる「都市部の人口集中型社会」だと思うので、ITを活用してそういう問題を解決したいなと思っています。特に僕は田舎出身なので、地元で問題になっている高齢化と人口集中型社会をどうにかしたいなと。仕事が無いから若者が地元に帰れないっていう現状を、ITの力で変えたいですね。農業や医療、教育なんかにITを活用することで地方の抱える問題を解決できたら、っていうのが僕の理想です。

受験生へのメッセージをお願いします

芸情にはいろんなことをやってる人がいます。なので、周りの人がやってることに対して、興味を持ったり面白いと思ったりする気持ちを持っていると、すごくいいと思います。いろんなことに興味を持って下さい。