入江進之介

なぜ芸術情報設計学科に入ろうと思ったのか教えて下さい

元々人を面白がらせるのが好きで芸術工学部を志望しました。ですが、直接人を笑わせるのはあまり上手くないことに気づいていたこともあり、裏方でみんなを楽しませようと考えていたら、芸術情報設計学科に至りました。

芸術情報設計学科のいいところを教えてください

幅広い勉強ができることです。授業のおかげで、勉強するきっかけをたくさん得ることができ、特に興味がわいたことについては自分で突き詰めていくことができます。勉強したから何かを作るのではなく、何かを作りたいから勉強しよう、という姿勢でいると得るものが大きいと思います。

今何をしていますか。また、そのきっかけを教えて下さい

ディスプレイという限られた範囲内でしか表現ができないソフトウェアよりも、実際に触れて楽しむことができるハードウェアを扱いたくなり、2年生の頃からprocessingやarduinoを扱い始めました。その頃は照明に興味があったのですが、それだけでは物足りなさを感じて、メディアアートに興味を持ちました。ハードウェアを通して、人々とコミュニケーションを図れるようなことがしたかったからです。芸工祭のおかげでモチベーションを得ることができて、そのときに技術がかなり身に付きました。その後、1人でやるには限界を感じて他学科の人と交流してチームを作り、自分はプログラムでのコンピュータの制御を主に担当してメディアアートに取り組んでいます。

受験生へのメッセージをお願いします

自分から学びにいく姿勢がより必要だというところが他学部との大きな違いです。制作意欲を持っているという人に向いていると思います。制作意欲さえあれば門戸は開かれています。グループ制作もあるので、他の人との共同作業も多くなります。その意味では、責任感をしっかり持った人に入ってきて欲しいと思います。