岸田祐真

芸術情報設計学科のいいところを教えてください

九州大学に入るという大きな目標がありました。そして入ったらゲームを作りたかったので、九州大学のウェブサイトでゲーム制作に関われそうな学部を調べていると、芸術工学部を見つけました。初めは工学部を考えていたのですが、芸術情報設計学科の存在を知ってからはこちらのほうが自分に合っていると思いました。

大学の授業以外でやっていることがあれば教えて下さい

Unityというゲームを作るソフトを扱い始めました。ゲームを将来的に作っていくなら触れておいたほうが良い聞き、今はUnityの初歩を勉強中です。
他には、演劇サークルに所属し、主に役者をやっています。高校の時から目立つことが好きで、高校の文化祭でも茶番劇に出たりしていました。目立つことが好きな理由は、自分が何かアクションをしたときに見ている人が笑ってくれると嬉しいからです。今は台本をもとに台詞を覚えて役を演じていますが、いずれは即興でも演じられるようになりたいです。

演劇やゲームの魅力的な点はどこですか

演劇とゲームは似ていると思います。演劇であれば、役者が何か行動を起こせば、すぐにお客さんからの反応が返ってくることで、お互いのつながりを感じることができます。ゲームであれば、自分がボタンを押せば、画面内のキャラクターからすぐに反応が返ってくるという点で同じことが言えます。このように演劇やゲームは、映像と違って双方向のやりとりが楽しめるところに魅力を感じます。よく演劇の見せ方をゲームに活かすにはどうしたらいいか、と考えることがあります。例えばRPGを作る時には、物語の見せ方において演劇の見せ方を活用できます。もう一つ映像との違いを挙げると、演劇はカメラがなく、常に舞台全体が目に入るということです。ゲーム画面においても、その違いを考えながら、どんな演出が有効かを考えます。このような考え方ができるようになったのは、演劇とゲームの両方に興味を持ったおかげです。

受験生へのメッセージをお願いします

高校の勉強は決して無駄にならないので、疎かにしないで下さい。特に英語の必要性を強く感じています。プログラミング言語の使い方が書いてあるサイトは英語のみの場合が多いので、読むだけでも苦労することが多いです。また、勉強に身が入らないときには、大学に入ってやりたいことについて少し調べてみるのも良いかもしれません。