二羽恵太

なぜ芸術情報設計学科に入ろうと思ったのか教えて下さい

中学の頃からずっと映画が好きで、多くの映像作品を見てきました。初めは行きたい大学はありませんでしたが、友だちに「つくってみればいいやん」と言われてから大学を探し始めて、この学科を見つけました。
画像設計学科という選択肢もあると思いますが、映画は総合技術なので、映像だけではなくファッション、音、宣伝など様々な要素も必要になります。そこで、そういった多様な伝達の媒体を総合的に学ぶことができる芸術情報設計学科を選びました。

芸術情報設計学科のいいところを教えてください

自主的に作品を制作して、それをコンペに出したり、ネット上で公開したりする人が周りにいます。そのようにモチベーションを維持して頑張っている人が周りにいるから、自分もまた高いモチベーションを維持してやりたいことを続けられるという環境がいいと思います。三年生になると芸情展という外部に向けて発表する機会もできるので、それがきっかけとなり自分で作品を制作し始める人もいます。

短期留学について教えて下さい

ハリウッドの本拠地であるアメリカ、ロサンゼルスに行きました。フィルムコースのある語学学校に入り、そこのフィルムコースの人と友達になって映画制作をどうやっているかを聞いたりしました。やはり映画に関してはハリウッドが進んでいたという印象です。アカデミー賞も見に行ってアンジェリーナジョリーやブラッドピットなどハリウッド俳優たちを見ることができました。
留学する前から英語の心配をする人が多いですが、向こうに行くことで習得できるから心配しなくていいと思います。最低限の勉強はもちろん必要ですが。日本人はシャイなので積極的に話すという姿勢が大事だと思います。留学前に下調べしておくことも大切です。

受験生へのメッセージをお願いします

自分から行動すること。やりたいことがない人でもいずれやりたいことがでてくるから、とりあえずいろんな分野に手を出してみるといいでしょう。自分は先輩の作品や撮影のスタッフに常に入るようにしたり、卒業制作とは別に自主制作映画を考えて脚本を書いたりしています。
そして他の学部と違って、企画も運営も自分たちで全部できる芸工祭があります。自分たちが一番やりたいことを外に出す場があるというのはいいことだと思うので、ぜひ芸工祭に関わってほしいと思います。