なぜ芸術情報設計学科に入学しようと思いましたか?

もともと絵を描くのが好きでしたが、もっといろんなことが学べそうだなと思ったので芸情を選びました。芸情には、プログラミングや音、造形なんかの授業もあって、そういうので知識の幅を広げられたらなと。

芸術情報設計学科の学生の強みはなんだと思いますか

芸情は、ひとつにしぼって学ぶこともできるし、全部をまんべんなく学ぶこともできるので、そういうところで将来の自由度が高い学科だと思っています。デザインについて言えば、専門学校生やちょっとした美大生・芸大生よりはコンセプトを考えたりできるというのが強みなんじゃないかな。加えて、会社とかからしても教養というか頭の良さや知識の量は必要になると思います。あとは、幅広い知識を持っていれば、時代や環境の変化に対応しやすいというのはあると思います。

学生生活で思い出に残っていることはありますか

芸工祭(学園祭)が楽しかったです。社会人になって働くまでの最後の学生生活を楽しく過ごせてよかったなと思います。僕は去年、panf(芸工祭のパンフレット制作を行う学祭企画)の代表をやりました。もともとそんなに人の前に出るような性格ではなかったのですが、2年間panfを続けてきたあとに、「自分が代表になったら、もっとよくできる気がする」っていう思いがあったので代表になりました。人をまとめたり、他の人と連携を取りながら物事を進めていくという経験ができて良かったですね。

努力してきたことはありますか?

デザインの能力をのばすということ。デザインに関してはやっぱり本を読まないと難しい部分があるから、有名な人が書いた本を見てどういうデザインがいいのかとかを勉強して、基本を抑えるようにしました。絵に関しては、いつも他の人の絵を見る時に「これはどうやったら描けるのだろう」って考えながら見て、あとはひたすら描くことですね。それと、普段から「自分ならどう作るか」っていうのを考えながらCMやポスターなど色々なものを見るようにしています。

卒業後の進路を教えて下さい

就活の結果、ゲーム会社に就職が決まりました。グラフィックデザイナーとして働きます。学んできたことがうまくその会社の求めていたものと合致したから入れたのだろうなと思います。

受験生へのメッセージをお願いします

自分を見失うな!でしょうか。どんな形でもいいから、将来のことは一度考えてから入ってきてくれるといいなと思います。いろんな事を学べるから、そのぶん何を学びたいか、何になりたいかっていうのを明確にしてから入ることができれば、すごくいい学科だと思います。