学科長挨拶

芸術情報設計学科は平成9年(1997年)4月に九州芸術工科大学(芸工大)に5番目の学科として設置された新しい学科です。芸工大は昭和43年(1968年)に環境設計学科、工業設計学科、画像設計学科、音響設計学科の4つの学科で設立され、世の中に多くの学生を輩出してきました。

しかしながら、例えば、みなさんがWWWとして良く知っている仕組みができて日本で普及し始めたのが平成7年(1995年)頃からですが、この頃にはコンピュータとネットワークの普及と発展が進み、従来の枠組みには収まらない新しいコンテンツが作られるようになる予感がありました。そこで、映像、音響、ユーザインターフェイスなどを、従来の学科の枠を超えて、幅広くまとめて学べるように新しく芸術情報設計学科を作りました。

したがって芸術情報設計学科では、時代の流れに合わせて、従来の枠組みを超えて幅広い内容を学び、社会で活躍できる人材を育てることを目標にしています。そのために独自の学習環境や設備なども整備しています。

できるだけ多くの人に学科の設置目的とその良さを理解して頂けると幸いです。