研究室HP

研究内容について教えてください

最近スマートフォンやタブレットPCなどをはじめ、新たなモバイルコンテンツ産業が進化しつつあります。映像やWEBなどの「デジタルコンテンツ」を用いて、人々に楽しみや幸せを与えられるような、研究・制作を行っています。デジタルコンテンツの作り方や表現手法、問題点を探ってデジタルメディア表現の可能性を追求しています。また現代社会の課題とニーズをとらえて、それを満たすことができる包括的なデジタルコンテンツの設計を実践していくことも行っています。

学生時代はどのようなことをしていましたか?

もともと映画が大好きで、学生時代には毎週映画館やレンタルビデオ店に足を運んでいました。次第に実写映像から3DCGへと興味が移り、当時は高価だったAMIGAというコンピュータを使って初めての3DCGアニメーションを制作しました。大学院に進学後、恩師のお陰でタイトルCGなど、多数の番組制作に関わることができました。大学院修了後、企業ではチャレンジ精神を持ち続けながら、デジタルアーカイヴの推進活動やデジタルコンテンツ制作を積極的に行いました。

芸術情報設計学科の学生へのメッセージ

特定のメッセージを伝えたいというところから作品作りをスタートしなくても良いと思います。まず自分が好きな映画やアニメーションなどを真似することから始めるのも大切です。そこから自分の色やオリジナリティを磨いていけば良いわけです。またデジタルコンテンツ制作の分野は、複合的な表現領域であるため幅広い分野に精通することが求められます。狭い範囲にとらわれることなく、何事にも興味を持ち、経験に裏付けされた、少々の事では動じない力を養ってほしいものです。